悪玉コレステロールを下げる食品のまとめ
悪玉コレステロールの値を下げる為には、食品を見直すことで改善を図る必要があります。
コレステロールを下げる食品には主に、アボカドやほうれん草を始めとして、オリーブオイルににんにく等の食材が挙げられます。
オイルはオリーブの他にキャノーラ油も有用なので、普段使っているものを置き換えてみるのが良いです。
更に、コーン油とごま油やえごまにしそ油、そして青魚に含まれる脂も良質です。
またチョコレートは逆に善玉コレステロール値を上げるので、相対的に悪玉コレステロールを下げる食品だといえるでしょう。
豆類も悪玉コレステロールに有効で、特にいんげんや黒豆にうずら豆などが良いとされます。
食物繊維が豊富で健康的な食材ですから、積極的に食生活に採り入れたいところです。
一方ではくるみやアーモンド、それにカシューナッツといったナッツ類もコレステロールを下げる食品です。
ナッツ類は脂質が多いので、食べ過ぎには注意したいところですが、しかし少量なら良質な脂質が摂れるので健康的に食べられます。
良質な食品を幅広く毎日少しずつ採り入れる、これが健康を取り戻したり保つポイントとなるでしょう。
お茶も身体に良い健康的な食品の1つで、例えば紅茶は3週間の摂取を続けた結果、血中コレステロール値が最大で1割ほど下がったとの研究報告があります。
日本でお馴染みの緑茶も抗酸化作用に優れますから、食後の1杯が健康の維持に役立ちます。
実は魚も質の良い栄養素を含む食品で、中でもサケのように脂の多い魚が狙い目です。
いわゆるオメガ3脂肪酸が多く含まれていて、心臓病や認知症のリスクを下げるといわれています。
コレステロールを下げる食品としても、米国の研究で明らかになっていますし、善玉コレステロールを増やすことも分かりました。
アルコールはネガティブな部分が取り上げられがちですが、ポリフェノールが豊富な赤ワインは、コレステロールを下げる食品の1つです。
こちらはスペインの研究で判明した結果で、悪玉コレステロール値が9%ほど下がっています。
日本ではあまり馴染みがありませんでしたが、徐々に認知されているオーツ麦もまた、コレステロールの悩みを改善してくれます。
オーツ麦に含まれるベータグルカンは、悪玉コレステロールを吸収・排出する性質を持つので、これが値の改善に繋がります。
大豆食品全般も身体に良いですから、意識的に食事に採り入れたり、1品加えて摂取するようにするのが理想的です。