有酸素運動と筋トレはどっちがいいのか?

有酸素運動

ダイエットってただ食事制限するだけじゃ体は引き締まりません。ブヨブヨのままです。

 

体を全体的に引き締めるには運動して筋肉をつけることが欠かせません。

 

では運動というと有酸素運動と筋トレがあるけど、一体どっちがいいのでしょうか?

 

結論から言えば「筋トレ」です。

 

なぜか?それは有酸素運動だけではカロリーを消費するのが大変だからです。

 

一般的な有酸素運動というと水泳とかジョギング、エアロビクス、バイクを漕ぐなどですよね?

 

一時間ジョギングしたときに消費するカロリーはだいたい350~400kcalと言われています。

 

その際に全部脂肪から消費するわけではなく、脂肪と糖とだいたい5:5ずつ消費していきます。

 

つまり1時間ジョギングしても脂肪燃焼する量が175~200kcal程度だとダイエットするのも大変ですよね。

 

 

では筋トレはどうか?

 

実は筋トレしている最中は脂肪って燃焼しません。

 

でもその後48時間、代謝が高まり、脂肪が消費される割合が脂肪:糖=6:4とか7:3くらいに上昇します。

 

理想を言えば、筋トレした後に有酸素運動をすれば効率的に脂肪を燃焼することができると言われています。

 

まず筋トレをすると自律神経の交感神経が活発になりノルアドレナリンというホルモンが分泌されます。

 

するとノルアドレナリンは体脂肪を分解する働きがあるので体脂肪がエネルギーとして使われる比率を増やすことができます。

 

 

ただし、筋トレにより体脂肪が分解されただけではまだ痩せたことにはなりません。

 

分解されただけでは血中に脂肪が蓄えられているだけです。そこから燃焼させないといけません。

 

そこで大切なのが有酸素運動です。有酸素運動で酸素を使うと効率的に血中の脂肪を燃やしてくれます。

 

この順番を逆にするとホルモンの分泌が低下してしまうので逆効果になるので気をつけてください。

 


有酸素運動と筋トレどちらを選ぶなら?

筋トレ

 

「でも両方やるのは大変だよ」

 

と心配するかもしれませんが、もしどちらかを選ぶなら筋トレです。

 

その理由は筋トレは有酸素運動に比べて3倍効率的にカロリーを消費できるからです。

 

筋肉は基礎代謝の50%以上を消費していますが、筋肉量が増えるとそれだけ基礎代謝が上がります。

 

基礎代謝が上がればそれだけ痩せやすくなりますよね。

 

 

「でも筋トレしたらムキムキにならない?」

 

と思うかもしれませんが、別に筋肉がつかなくても代謝が高い状態が48時間継続されるので大丈夫です。

 

筋肉がないまま痩せても締まりのないダルンダルンの体型のままですが、筋肉がつけば全体的に引き締まった体型になれますよ。