よく「○○ダイエット」といって単品をやたら摂取するダイエット方法が話題になりますが、食材によってはダイエットに効果的なものもあれば逆効果なものもあります。

 

ダイエットをやるにあたり逆効果にならないようにどの食材がいいのか知っておきましょう。

 

１．野菜

 

野菜といっても幅広いですが、まずはほうれん草などの緑黄色野菜。ビタミンも豊富だし、食べ物から摂取しにくいβカロテンやルテインなども豊富です。

 

中でもトマトのリコピンは脂肪の蓄積を抑えるし、アスパラガスのアスパラギン酸は脂肪を燃えやすくします。

 

また玉ねぎのケルセチンは血液をサラサラにして脂肪の吸収を抑えるし、ほうれん草のビタミンB1B2は脂質や糖質をエネルギーに変えてくれるので特におすすめです。

 

また、しいたけなどのキノコ類も低カロリーだし食物繊維も豊富でおすすめです。食物繊維はお腹を膨らましてくれるので満腹中枢を刺激してくれます。

 

２．肉

 

「えっ、お肉ってカロリー高くない？」と思うかもしれませんが、豚や牛の赤身肉のタンパク質は筋肉を作る成分になるし、基礎代謝を上げてくれます。

 

カロリーが気になる方は低カロリーのささみなどを食べるとよいでしょう。

 

３．魚

 

青魚類にはオメガ３系脂肪酸が含まれ、コレステロールを低下させたり血液サラサラの効果があります。

 

青魚の油は太る油ではなく、逆に非常に太りにくく脂肪を燃やしてくれる油です。

 

４．大豆

 

お豆腐、納豆、厚揚げ、おから、豆乳など大豆製品はどれも低カロリーで美味しく料理すればダイエットに最適です。

 

特に納豆のナットウキナーゼは血液サラサラ効果があり、代謝も良くなるし、タンパク質も豊富で筋肉が減りづらくなります。

 

５．果物

 

果物なら何でもいいわけではなく、血糖値を抑制する働きがあるイチゴや、脂肪分解を促進する効果があるグレープフルーツなどがおすすめです。

 

グレープフルーツはインスリンの分泌を緩やかにするので空腹も抑えられるし、苦味成分が食欲を抑えてくれます。

 

また、りんごは食物繊維が豊富でお腹が膨らむし、ペクチンが糖質や脂質の吸収を抑えてくれます。

 

６．海藻類

 

わかめ、昆布、ひじき、もずくなど海藻類は低カロリーでヘルシーです。お味噌汁やスープに入れて毎日摂り入れるといいでしょう。

 

海藻類に含まれるフコイダンというぬめり成分は脂肪の吸収を防ぐ働きがあります。

 

７．その他

 

唐辛子のカプサイシンは代謝を上げる効果があります。代謝が上がると消費カロリーも上がるので積極的に摂りたいですね。

 

ナッツ類でもアーモンドは必須脂肪酸が豊富で脂肪を燃やしてくれるし、ビタミンEが豊富で代謝も上がります。ただしカロリーが高いので食べ過ぎには注意です。

 

今話題のチアシードは食物繊維も豊富で水を吸うと１０倍に膨れ上がるので満腹感を得られます。

 

どれも有名ですが、中には意外なものもあります。

 

１．甘いもの

 

高カロリーな砂糖がたっぷり入ったお菓子やケーキ、アイスなどはダイエットで頑張った成果を台無しにする敵です。

 

でも我慢しすぎると良くないのでたまに食べる程度にしておきましょう。

 

２．ファーストフード

 

マックとかケンタッキーに限らず外食で売られている商品は味が濃くて高カロリーなものが多いです。

 

美味しいからつい食べすぎてしまうのでダイエットの天敵ですね。

 

３．揚げ物

 

コロッケ、唐揚げ、フライドポテト、アジフライ、天ぷら、など揚げ物って美味しいですよね。

 

でも油を大量に使っているので高カロリーな食品です。食べ過ぎには注意しましょう。

 

４．一部の野菜

 

野菜といってもさつまいもやじゃがいも、蓮根などは糖質が多いので注意が必要です。

 

５．一部の果物

 

果物の中でも果糖の多い果物は糖質の摂取量が多くなってしまいます。たとえばバナナ１本はホットケーキ１枚と同じです。

 

果物の果糖は構成する組織が単純で消化や分解しなくても吸収されるため、砂糖よりも糖質が体に蓄積されやすいので、食べ過ぎに注意が必要です。