大人ニキビができる10個の原因とは?
10代の思春期にできるニキビは皮脂の分泌が活発になるのは原因ですが、では大人になってからできるニキビは何が原因でしょうか?
大人になっても女性の約半数、男性の約4分の1はニキビを経験していると言われています。
そこで大人になってできるニキビの原因を10個紹介します。
1.紫外線による活性酸素
人間の皮膚は紫外線を浴びると活性酸素が発生して細胞にダメージを与えます。
紫外線にはA波とB波の2種類あり、A波は波長が長く、皮膚が黒くなったり、シミ・シワの原因になります。
B波は波長が短く、皮膚が赤くなってヒリヒリし、シミ・シワの原因になります。
また紫外線によって肌は乾燥するのですが、乾燥すると皮脂が分泌されるため、ニキビの原因になります。
2.過剰な洗顔
1日に何度もゴシゴシと洗顔していたとしたら、それは皮膚の水分量を奪ってしまうので、皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
目安としては洗顔は1日に2回、もしくは3回までにして、洗い方も手でゴシゴシこするのではなく、やさしくソフトに洗います。
また洗顔料が残ると皮膚にダメージを与えるのでしっかりすすぎましょう。
3.睡眠不足
皮膚の再生、生まれ変わりは寝ている間に起こるとされています。つまり眠っている時間が短ければ短いほどお肌の再生が進まないことになります。
巷では夜10時から深夜2時までは「お肌のゴールデンタイム」といわれていますが、実はこれは真っ赤な嘘です。
本当は眠り始めの90分の間に最も深いレム睡眠が訪れて、成長ホルモンの分泌も多くなります。
つまり、いつから眠ろうが関係なく、眠り始めの最初の90分が本当の「黄金の90分」なのです。
4.栄養バランスが偏る
食物などから摂取するビタミンが不足すると、肌荒れやニキビになりやすくなります。
お肌にも栄養が必要で、これが不足するとお肌のターンオーバーが乱れやすくなります。
暴飲暴食したり、特定のものを過剰に食べたり、唐揚げなど脂っこいものばかり食べたりすると胃腸の負担にもなります。
皮脂が過剰に分泌される原因になるので、なるべく毎日果物や野菜からビタミン類を摂取するように心がけましょう。
5.メイクによる毛穴の詰まり
化粧品には油分の多いものもあります。たとえば油分の多いファンデーションをつけると毛穴を塞いでしまいます。
またメイクを長くしたままだと油分が酸化し、それが皮脂と混じって毛穴をつまらせる原因になります。
化粧品の中には”毛穴をふさがない”ノンコメドジェニックと呼ばれるタイプのものがあるのでニキビが気になる方はそういうものを選ぶようにしましょう。
またメイク落としたしたつもりでも顔に残ってしまうとそれがニキビの原因になるのでしっかり丁寧にクレンジングで落としましょう。
6.便秘
便秘になると腸内環境のバランスが乱れます。善玉菌が減り悪玉菌が増加して有害物質が発生するので、結果として免疫力が下がり、ニキビの原因のアクネ菌が繁殖しやすくなります。
また新陳代謝も低下して血行不良をまねき、お肌のターンオーバーも見れます。
美しいお肌を保つにはしっかりお通じすることが大切なので、食物繊維の多い食べ物を食べるなど普段から意識しましょう。
7.運動不足
適度な運動の習慣は血行を良くします。逆に身体を動かさないと睡眠不足やストレスにつながり、自律神経も乱れてバランスが悪くなります。
これが結果的にお肌のターンオーバーを乱れやすくするのでニキビができやすくなります。
8.ヘアケアによる刺激
毎日ヘアスプレーやムース、ワックスなどをつけていると頭皮にも薬剤が接触し、刺激を与えてしまいます。
またシャンプーやトリートメントを洗い流すときに肌にかかるとそれが刺激になります。
なるべく頭皮やお肌には直接つかないようにして使えば問題ないので気をつけましょう。
9.ストレス
仕事や毎日の生活の中でストレスが溜まると自律神経が乱れてホルモンバランスも乱れやすくなります。
ホルモンバランスが崩れると皮脂が過剰に分泌されてニキビができやすくなります。
また不安や悩み事をいつまでも一人で抱え込むタイプの人はストレスを性格的に溜めやすいので、なるべくリラックスを心がけるようにしましょう。
10.ニキビを手で触る
ニキビができるとつい気になって何度も触って感触を確かめたりしてませんか?
指には目に見えない雑菌がたくさんついており、ニキビに触れば衛生的によくありません。
またニキビを潰したりすると、アクネ菌の繁殖した汁が毛穴について化膿する原因になります。
普段の癖として考え事をするときにアゴなどを触ったりするとよくないので、ニキビができてるなと思ったら、意識して触らないように気をつけましょう。