ヘパリーゼって…何者?
ヘパリーゼ、昔からあるけど何なの?
お酒にまつわる事を調べるのが趣味になっている管理人ですが(笑)、ひとつ気になってしまう情報が目に入りました…!
というのは、
- 下戸の人でも、ヘパリーゼを飲んでおけば大丈夫!
的な記事だったんですね。
結論から言いますと、
- 下戸の方がヘパリーゼを飲んでも、お酒が飲めるようにはなりません…!
という事を、まずお伝えさせて頂けましたらと思います…!
このコラムを書かせて頂いている管理人もお酒が弱いのですが、
- (色々試していた時期に)ヘパリーゼを飲んだ→全く効果がなかった…!
という思い出が強くありまして、声を大にして言いたくなってしまいました(苦笑)
でも、それだけじゃ
- あなたの体質に、ヘパリーゼが合わなかっただけじゃないの?
と思われてしまうなぁと感じました…!
ので、今回はヘパリーゼの成分についてちゃんと調べてみまして、ヘパリーゼにはどういった効果が期待できるのか、下戸の方に効果はある?という所について書いてみたいと思います!
ヘパリーゼには、どんな成分が含まれている?
まず「ヘパリーゼって、どんな成分が入っているの?」という所なのですが、
成分 | 量 |
---|---|
肝臓水解物 | 200mg |
ジクロロ酢酸ジイソプロピルアミン | 20mg |
コンドロイチン酢酸エステルナトリウム | 200mg |
ゴミシエキス | 54mg |
ジオウ乾燥エキス | 100mg |
タウリン | 1000mg |
ビタミンB2リン酸エステル | 3mg |
ビタミンB6 | 5mg |
ニコチン酸アミド | 13mg |
といった感じの成分がヘパリーゼには含まれています。
このうち、有効成分と言われているのが、
- 肝臓水解物
- ジクロロ酢酸ジイソプロピルアミン
だったんですね。
なので次に、これら2つの成分の働きについて、ちゃんと調べてみました=b
肝臓水解物って、どんな働きをしてくれる?
肝臓水解物の事について調べていますと
- アルコール分解を促進してくれる!
といった事が書かれている記事も目に入りました。
しかし、肝臓水解物の働きについて分かりやすく説明させて頂きますと
- 肝臓は毎日、すごいスピードで生まれ変わっています
- その時に必要なものとして「アミノ酸」や「核酸前駆物質」があります。
- そして、肝臓水解物には「アミノ酸」や「核酸前駆物質」が含まれています。
- お酒を飲んだりして疲れた肝臓の修復に効果的
↓
↓
↓つまりは
といった感じなんですね。
お酒が弱い方が無理をしてお酒を飲むことは肝臓に大きな負担をかけてしまいますので、それを修復するといった意味では効果的なのですが、
- ・アルコールの分解とは関係ない
=お酒が飲めるようになる訳ではない…!
といった所が結論になりますので、肝臓水解物の働きとしてご紹介させて頂きました…!
ジクロロ酢酸ジイソプロピルアミンって、どんな働きをしてくれる?
次に「ジクロロ酢酸ジイソプロピルアミン」の働きについてなのですが、こちらも肝臓水解物の働きと似ていまして
- 肝臓のたんぱく質合成の働きを高めて、修復をサポートしてくれる
- =アルコールの分解に直接的に関係がある訳ではない…!
↓
といった事が結論になってしまうんですね。
お酒が弱い方というのは
- アルコール分解に必要な酵素の働きが極端に弱いor酵素自体がない
といったために、お酒が飲めないんですね。
そのため、肝臓の機能修復に効果的な成分を体内に取り入れた所で、お酒が飲めるようになる訳ではありませんで、今回はこの事をお伝えさせて頂きたくて書かせて頂きました!
今回は「下戸の方がヘパリーゼを飲めば、お酒が飲める!?」の真相について書かせて頂きました!
引き続き、下戸のことやお酒にまつわることを書いていきますので、よろしくお願いします!
編集後記
※管理人は何も知らない時にヘパリーゼの力を過信して辛い目にあった事があったので、どうしても書きたかったという所がありました、すみません(苦笑)※
よく読まれています。
・パッチテストで反応ナシなのに下戸…どうして?
・どれくらいの量を飲めたら「飲めます!」になる?