ルテインって加熱すると無くなる?
ルテインを含む食材、加熱しても損失はない?
ルテインを含む食材、加熱しても損失はない?
ルテインの摂取を食べ物からお考えの場合、気になるポイントとして
- 加熱したら、ルテインって損失されてしまう?大丈夫?
といった疑問を持っていらっしゃる方も多くいる、という事が分りました。
この事について調べてみました所、
- ルテインは熱に強く、(加熱しても)ほとんど損失はないと分かりました。
=ものによっては、加熱することでルテイン&ゼアキサンチンの含有量が上がっているものもあります。
という事が分ったんですね!
そこで今回は、
- ルテインが加熱に強い根拠など
- 1日の推奨摂取量をしっかり満たすには
といった事をテーマに書いていってみたいと思います。
ルテインを含む食品の、加熱時の含有量について
ルテインを含む食品の、加熱時の含有量について
ルテインを含む食品(食材)の、加熱時の含有量について公式的に公開されているデータを探してみましたところ、「USDA食品組織データベース」で公開されていた情報が参考になりました。
ここに書かれている内容で、特に目についたものとしましては、
- 生→8,198μg
- 加熱(茹で)→19,697μg
(例)ケールの場合
といった感じで、加熱した時の方がルテイン&ゼアキサンチンの含有量が格段に上がっているものがあったりしたんですね。
また、ルテインサプリメントを製造している会社などでは、ルテインを含む食品で作れるレシピなどが公開されているのですが、
- どれも加熱調理したものばかりが紹介されていました。
といった現状がありました。
上記でご紹介させて頂いたことや、文献に書いてあることをまとめますと
- ルテインは熱に強い成分、という事は間違いありません。
=加熱することによっての損失も少なく、ものによっては含有量が増えることが確認されています。
といった事ありまして、ルテインを含む食品の加熱調理、全く問題ないと分かりましたので、ぜひひとつのご参考にして頂けましたら幸いです!
加熱調理しても、ルテインの必要摂取量を満たす事は難しいです…!
加熱調理しても、ルテインの必要摂取量を満たす事は難しいです…!
上記まででは、ルテインを含む食品を加熱調理しても、損失はほぼないことをご紹介させて頂きました。
(ルテインが抽出されるマリーゴールド)
ルテインを食べ物から摂取しようと思いますと
食品 | ルテイン8mgを満たすには |
---|---|
トウモロコシ | 約1025mg |
夏カボチャ | 約660mg |
芽キャベツ | 約615mg |
グリーンピース | 約470mg |
葉レタス | 約440mg |
ブロッコリー | 約420mg |
ほうれん草 | 約80mg |
ケール | 約40mg |
といった現実がありまして、加熱調理して「かさ」を減らしたとしても、中々厳しい(食品からは必要摂取量を満たすことが出来ない)といった現実もあったりします。
そのため、ルテインの効果をしっかり感じるために必要摂取量を満たしたい時には、サプリメントを活用しながら、補足的に食べ物からルテインを摂取していくことが現実的だったりもします。
今回は「ルテインを含む食品、加熱しても大丈夫?」をテーマに書かせて頂きました!
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