体組成計とは?
「体重計」と呼ばれている測定器の中で、体重に加えて体脂肪率や内臓脂肪レベルなどの項目を測れる物が「体組成計」と呼ばれています。
「体組成」とは、筋肉や脂肪、骨、水分など、体を構成する組成分のことです。
体に微弱な電流を流すことで得られる電気抵抗(電流の流れにくさを示した値)と、
体重、身長、年齢、性別といった情報を組み合わせ、体組成の状態を推定し、体脂肪率や内臓脂肪レベルといった、各種数値を算出しています。
測れる項目とは?
※計測できる項目はメーカーや製品ごとに違いがあります。
測定項目
・体重・BMI・体脂肪率・内臓脂肪レベル・筋肉量・筋肉量判定・体脂肪判定と筋肉量による体型判断・筋質点数・骨格筋率・左右部位別測定・基礎代謝量・体内年齢・体水分率
・推定骨量・MBA(My Body Analyzer)判定・アクティブ度・美脚度・皮下脂肪率・脈拍測定 など
いくつか詳細をご紹介!
○BMI
BMIは、Body Mass Indexの略で、肥満度を表しています。「体重(kg)÷身長(m)の2乗」で求められます。
○基礎代謝量
人が生命活動を行うために必要な最小限のエネルギー消費量を示す数値です。一日の総エネルギー消費量の、約7割を占めています。
○骨格筋率
体に占める骨格筋の割合を示す数値です。
体にある3つの筋肉である「骨格筋」「心筋(心臓の筋肉)」「平滑筋(臓器に存在する筋肉)」のうち、一般的に筋肉として知られているのが骨格筋で、体を動かす、姿勢を維持する、エネルギーを生み出すといった役割を担っています。
○左右部位別測定
全身だけではなく部位(右腕・左腕・右脚・左脚・体幹部)ごとに、筋肉量や脂肪率などを測定する機能。
部位ごとに現れる競技特性や個人差を把握することで、からだの状態や鍛えるべき部位に合わせたトレーニングメニューを構築し、一歩進んだボディーメークが可能になります。