査定が下がる4つのポイント
毛皮買取においては、高額査定に繋がるポイントがあるのと同時に、評価が下がるポイントもあります。そのポイントを以下にまとめました。
◆毛抜けがある
◆日焼けしている
◆硬化・破れがある
◆経年劣化している
毛抜けがある
毛皮はデリケートなものなので、ブラッシングや長期間の使用で毛皮の毛が抜け落ちてしまうことがあります。
あまりに多くの毛が抜け落ちてしまうと査定にも影響が出ます。ブラッシングの際は毛並みに沿って丁寧に行うなどなるべく毛が抜けないようにしましょう。
日焼けしている
毛皮を日が当たる場所で保管していると、日に焼けて色が変わってしまうことがあります。
特に白い毛皮は要注意で見た目や買取金額を大きく損ねる原因となります。
毛皮を保管する際は日の当たらず風通しが良い場所で保管するようにしましょう。
臭いが強いもの
毛皮自体に元々獣の臭いはありますが、しっかり管理・手入れをしていないとカビや薬品の臭いが発生してしまいます。
毛皮をしまう時は湿気や換気に気をつけて、長期間着ない場合はクリーニングに出しましょう。
硬化・破れ
雨の日などで濡れた毛皮を放置したり、長期間の着用に耐えられなくなり破れが発生することがあります。
濡れた場合はすぐに適切な処置をしたり、毛皮を脱ぐ際も無理に引っ張ったりしないことが毛皮を長持ちさせる秘訣です。
経年劣化している
毛皮衣類は動物の毛皮から作られていますので、当然年月が立つと劣化していき光沢やツヤなども失われていきます。
少しでも劣化を遅らせるために毛皮を正しい方法で保管し、使用後にはメンテナンスを行うようにしましょう。
しばらく着ない場合は劣化する前に査定してもらって値段がつかなくなる前に売ることも手です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。毛皮はとても繊細です。日頃から収納や管理に気を付けて良い状態を保ってこそ、着物本来の価値が査定額に反映されるのです。
着用後の手入れや保管の仕方による毛皮の状態も査定額に大きく影響します。着用後のクリーニングや虫対策を怠るとシミやシワ、虫食い、色あせ、黄ばみなどが発生しやすくなります。
毛皮の状態が酷すぎる場合は買取不可になる場合もあるので、毛皮の保管は手を抜かずやりましょう。
ワンポイント
多少の汚れや日焼けなら買取OKな業者が多いです。素人目で判断せず、まずは査定に出してみましょう。