分け目が薄くなった?女性の薄毛対策は?
薄毛というとAGA(男性型脱毛症)を思い浮かべやすいですが、女性の悩みでもあります。
髪をセットしている時に分け目が薄くなったというとき、何が原因なのかを突き止めることが効果的な対策に繋がります。
薄毛の原因1:ヘアスタイル
では、分け目の薄毛を引き起こすは何かというと、よくあるのが牽引性脱毛症です。
これは簡単にいえば髪の毛を強い力で引っ張ると、頭皮にダメージが蓄積されて血流が悪くなり抜けやすくなる脱毛症です。
たとえばポニーテールのように髪の毛を一つにまとめていたり、エクステをつけていると余計な負荷がかかりやすくなります。
ヘアスタイルを何年も変えなければ、分け目が引っ張られ続けるので、次第に周辺の髪の毛が抜けていき薄くなります。
では、牽引性脱毛症が原因であったときには、どのような対策ができるのかというと、ヘアスタイルを定期的に変えていけば解決できます。
同じ場所、ここでは分け目に負荷がかかることがいけないのですから、ヘアスタイルを変えて、分け目を移動させます。
すると以前の分け目は髪の毛を引っ張られることはなくなり、頭皮に十分な血液が流れ出します。
エクステやヘアバンドなどの道具を使うことで、髪の毛が引っ張られているときには、ずっと使うのではなく頭皮を休ませる期間をつくりましょう。
薄毛の原因2:紫外線の影響
牽引性脱毛症でないとしたら、他に考えられるのは紫外線の影響かもしれません。
分け目が出来るということは、その部分の頭皮が露出しやすいということです。
その状態で外出した時、太陽光に含まれる紫外線を浴びやすくなります。
元々露出している顔や首などの肌と違って、頭皮は髪の毛に守られている部分です。
若干ですが、頭皮のほうが薄いのでダメージが加わりやすいです。
そんなデリケートな部分が紫外線を浴びれば、日焼けをするときと同じで乾燥や炎症が起きて髪の毛を生み出す毛母細胞もダメージを受けます。
紫外線が原因の薄毛に対しては、どのような対策が良いのかというと紫外線を遮る帽子をかぶったり、日傘を差すようにしましょう。
それでも何かに反射して紫外線を浴びてしまう可能性があります。
外出前には分け目に日焼け止めを塗っておくと万全です。
あとは、同じところに紫外線を浴びないように、この場合もヘアスタイルを変えて分け目を定期的に移動してください。
牽引性脱毛症でも、紫外線でもないとすれば、ホルモンバランスの乱れや加齢などが薄毛を引き起こします。
食事・睡眠・運動などで規則正しい生活を心がけ、髪の毛が育ちやすい環境をつくってください。