女性が薄毛になる原因は?
まずは原因を知ろう!
薄毛は男性だけの悩みではなく、女性のなかにも困っている人は大勢います。
改善するための取り組みを行いたいのであれば、まずは原因について正確に把握することが大切です。
ひとくちに薄毛といってもさまざまな種類があり、それぞれに有効な対策が異なっているからです。
男性のケースとは異なる特有のものもあるので、どうして毛髪が薄くなったのかよく考えて適切な対処を行いましょう。
女性特有の薄毛とは?
たとえば、男性型と進行の仕方が大きく異なるタイプの薄毛もあります。
おでこが広くなっていくような生え際の後退は見られずに、全体的に満遍なく毛髪の量が減っていくのです。
このタイプは40代以降に多く見られるものであり、老化によって引き起こされると考えられています。
ただし若い世代にまったく見られないわけではなく、不適切なヘアケアなどが引き金になっていることもありますし、ダイエットのしすぎが原因となっていることも珍しくありません。
ストレスが関係している場合もあれば、避妊薬の影響が現れている場合もあるなど、複数の要素が関係しているケースもあります。
産後の抜け毛の場合は?
また、出産を境に薄毛になってしまうケースも多く見受けられます。
出産後に抜け毛の量が一気に増えてしまう女性は少なくありません。
妊娠や出産によってホルモンバランスが大きく変わることを知っている人は多いでしょう。
妊娠すると出産に備えるために女性ホルモンが活性化するので、それまでより毛髪の状態も良くなるのが一般的です。
しかし、出産が終わると女性ホルモンの働きは弱くなり、毛髪もあまり良くない状態になってしまいます。
健やかな成長が止まるのはもちろんですし、なかには抜け毛が促進されてしまう人もいるのです。
数カ月たては元の状態に戻るケースが多いですが、産後の体の復調には個人差があるため、なかなか戻らずに困ってしまう場合もあります。
育児によるストレスが多くなると復調が遅れやすいです。
ヘアスタイルも薄毛の原因?
さらに、毛髪や頭皮に負担をかけるヘアスタイルも原因の一つとなっています。
たとえばポニーテールは、毛髪を後ろに引っ張り続けるヘアスタイルであるため、毎日のように行っていると毛根にダメージが溜まっていきます。
その結果、少しずつ生え際が後退していくことが多いです。
同じラインで左右に分け続けるのも良くありません。
そこから少しずつ薄くなっていくので、分け目は日によって意識的に変えるのが望ましいです。
その他にも、ヘアアクセサリーの重みが負担となっている場合もあります。