ノープーって何?綺麗?臭い?賛否両論!
髪の毛のケアに熱心な人の間で人気のノープーは、No Shampooの意味で使われています。
ノーシャンプーとは、シャンプーを使って髪の毛を洗うのをやめる事や、髪の毛を洗うこと自体の回数を減らすという意味です。
これに何の意味があるのかというと、シャンプーを使い続ける事によるデメリットを防ぐことができます。
シャンプーを使い続けていると、皮脂を摂りすぎてしまいそれが頭皮の皮脂の過剰分泌へとつながるため、マラセチアの影響で脂肪酸が皮膚へと浸透するというのがあります。
こうした症状が起こるとヘアサイクルが乱れて、白髪が増えたりする可能性が大きくなるため注意が必要となります。
有名人の多くがシャンプーを使って髪の毛を洗うのをやめて、お湯のみで洗うようにするかシャンプーを使う頻度を極端に下げる、という方法を実行しています。
それらの人々の間では、頭皮や髪の毛が健康になったという意見が多いです。
しかし、一般的にはシャンプーで頭皮や髪の毛を洗わないことには抵抗がある人が大多数ですし、臭いも気になります。
そのため、ノープーの習慣は日本ではほとんど根付いていないといっても過言ではありません。
頭皮を清潔にしたいと考えたときに、何も使わないでお湯のみで洗うだけでは綺麗になった感じがしないという意見が多いためです。
実際、皮脂の分泌量が多い人の場合は、お湯の温度を高めに設定しないと皮脂の汚れは落とすことが出来ません。
結局のところ、ノープーの習慣は人によって合うケースと合わない場合があるということになります。
髪質や皮脂の分泌量などは人によっても異なりますし、皮脂の成分なども個人差があるため一概には言えないのが実情です。
そのため、自分で実際に試してみて、合うと思えば続けるのが良いですし臭くなったりかゆみが出てきたらそれまでのスタイルに戻すのが良いでしょう。
シャンプーを使う時には、頭皮や髪の毛に刺激が少なく洗浄力が高すぎないものを選べばそれほど負担にはなりませんし、天然成分が配合されていたり有害物質が入っていないものも販売されています。
又、頭皮にかゆみがある場合には雑菌の繁殖があるかもしれませんのでタオルドライのあとは、すみやかにドライヤーをかけるのがおすすめです。
頭皮を湿ったままにしておくと雑菌の温床になりますので、必ずドライヤーを使って乾かすようにしましょう。
シャンプーを使わなくても使っても、清潔を保つための工夫は必要ですし自分に合った方法を探してみましょう。