絶対に市販の白髪染めを使っちゃダメって、なんで?

絶対に市販の白髪染めを使っちゃダメって、なんで?

 

アルカリ剤過酸化水素の危険性と、髪や頭皮にもたらす悪影響については「白髪染めで白髪が増える」ってマジ!?で説明した通りです。

 

これだけでも、市販の白髪染めは絶対に使うべきではないことはお分かりになると思いますが、ここではさらに他の物質の危険性についても見ていきましょう。

 

成分 名称
酸化染料

(色素中間体)

パラフェニレンジアミン、フェニレンジアミン、トルエン-2.5-ジアミン、アミノフェタノール 等
着色剤 ニトロ化合物
アルカリ剤

(pH調整剤)

アンモニア、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン 等
酸化剤 過酸化水素
調色剤 カプラー 等
防腐剤 パラベン 等
クリーム基材 合成界面活性剤 等

 

これらが、ヘアカラーに使用されている恐ろしい成分になります。

 

 

それでは、アルカリ剤・過酸化水素以外の物質は何が危険なのでしょうか?

 

ジアミンがヤバい。

 

ジアミン系の酸化染料(色素中間体)は、皮膚炎・結膜炎・気管支嘆息・アレルギー反応、更には失明やアナフィラキシーショックの危険性があります。
また、アレルギー反応も実に様々で、目が開かなくなるほど顔が腫れたり、顔から炎症のために浸出液が出た人もいます。
日本ヘアカラー工業会の公式サイトでは、全身じんま疹・呼吸困難・血圧低下なども起こることがあると紹介されています。
また、濃い色に染めたいときほど必要な量が増えていきますので、白髪染めをし続ける人は恐ろしいリスクを取り続けることになります。

 

 

合成界面活性剤がヤバい。

 

大量生産される市販の白髪染めのほとんどは石油由来の界面活性剤を使用しています。
その場合、皮膚のバリア機能を弱め、タンパク質を変質させると言われています。
角質がボロボロになり、頭皮が乾燥してフケが出やすくなり、髪が抜けやすくなるなどの影響が出てきます。

 

 

過酸化水素はガンの原因にも?

 

過酸化水素は「ビドロキシラジカル」という活性酸素に次第に変化していきます。
このビドロキシラジカルは、細胞のDNAを破壊し、がん細胞になる危険性が示唆されています。

 

 

 

また、ヘアカラー・白髪染めの悪影響は、すぐにはわからなくても、

 

5年後・10年後に現れることがあります。

 

15年後に突然頭皮がただれて浸出液が出たという人もいるので、安心できません。

 

 

一般的な白髪染めや美容院のカラーリングは多くの危険性を孕んでいることがご理解いただけたと思います。

 

健康的な髪で永く笑顔で過ごすためにも、当サイトでまとめたような、カラートリートメントなどの髪や体に優しい白髪染めに切り替えることを強くおすすめいたします。