そこに白髪が生える理由。部位別の原因とは?

そこに白髪が生える理由。部位別の原因とは?

白髪が同じ場所にたくさん生えている場合、原因は単なる加齢だけでなく体の不調が関係していると考えられます。

 

頭頂部にできる時は胃の不調を疑いましょう。

 

暴飲暴食やストレスなどで胃の機能は低下します。

 

デリケートな部位なので、不規則な生活が少し続いただけでも調子が悪くなります。

 

さらに頭頂部の右側だと腎臓、左側だと肝臓の不調とされます。

 

塩分の過剰摂取などで腎臓に負担がかかっている場合、むくみなどの症状も出やすいです。

 

肝臓はアルコールの過剰摂取による機能低下の可能性が高く、定期的に休肝日を作ります。

 

また紫外線に当たることも原因に含まれます。

 

頭頂部は紫外線の影響を最も受けやすいところで、紫外線のダメージでメラニン色素が破壊されます。

 

黒い髪の毛に欠かせないメラニン色素が不足することで、白髪が増えるというメカニズムです。

 

生え際に多い場合、眼精疲労の可能性が高く目の周辺の筋肉にストレスがかかっています。

 

デスクワークやスマホの使いすぎで目が疲れている現代人は多いです。

 

視覚は生きるのに重要な感覚なので、人間の体は栄養や酸素の供給を目に優先します。

 

その結果、生命維持にそれほど影響しない髪の毛が後回しになり黒く美しいコンディションが損なわれます。

 

つむじは肺や心臓が弱っていると考えられます。

 

運動不足や喫煙などが呼吸器系の疾患に繋がります。

 

生きることは息をすることであり、呼吸が乱れると直接生命に危険が及ぶので注意が必要です。

 

喫煙など呼吸器に負担のかかる習慣がない人でも、呼吸が浅いと不調を引き起こしやすくなります。

 

酸素と二酸化炭素を交換する肺は横隔膜という筋肉で動いており、深い呼吸を意識することでよく動くようになり負担が軽減されます。

 

後頭部にできる白髪は生殖機能の低下が疑われます。

 

女性も男性も30代を超えると生殖機能の低下を実感しやすく、不妊に悩むカップルも少なくありません。

 

脂質の摂りすぎや運動不足など、不健康な生活習慣によってもこれらの問題は起こります。

 

また男性は慢性的に熱を加えること、女性は冷やすことでそれぞれの機能が低下するので適切な温度管理が大切です。

 

後頭部は自分で確認するのが難しい部位なので、家族や友人からの指摘で白髪が発覚することもあります。

 

妊娠を希望していなかったりまだ若かったりしても、ホルモンバランスが乱れることで起こる不調は多いので他の内蔵の不調と同じように対策や病院での検査が必要になってきます。