あれ?急に白髪が増えた?その原因とは…
白髪の原因は老化現象であると言われています。
老化がもたらす症状は様々ありますが、髪が白くなる事に繋がっている作用はホルモンの減少が挙げられます。
ダメージを受けた細胞を回復させ、健康や美容に大切な新陳代謝を向上させる成長ホルモンと月経など女性特有の体調に欠かせない女性ホルモンの分泌が加齢によって減少していくのは検証済みです。
この2つのホルモンが20歳から30歳のうちに減っていき、その結果として毛髪に必要な栄養素が届かなくなってしまいます。
毛髪のための栄養素が不足すると白髪や薄毛と言った髪のトラブルが多くなってきます。
成長ホルモンは睡眠中に大量に分泌されますが、年を取ると眠りが浅かったり途中で目覚めてしまったりなど十分な睡眠ができないと言えます。
そのため成長ホルモンは不足し、分泌されたものは生存のうえで欠かせない機能に回されるわけです。
女性ホルモンもまた不足すれば重要な機能のほうばかりに回されるものの、成長ホルモンとは異なって自然と減っていきます。
ただし老化現象を発生させる20歳から30歳の間ではなく、また加齢が原因だと思えない場合は別です。
白髪が急増する要因には活性化した交感神経が血管を収縮させてしまい、ホルモン同様に栄養素を不足させて新陳代謝を低下させている可能性があります。
その原因はストレスで、これは心身ともにケアが必要です。
興奮状態をリセットさせ、リラックス状態になるには好きな音楽を聴いたり等一般的なケアも良いものの、太陽光を浴びてセロトニンの分泌を促す事も有効と言えます。
それから頭皮の皮脂を奪いすぎてしまう洗浄力が強いシャンプーの使用、そしてヘアカラーの愛用も白髪を増やす原因です。
その理屈は単純で、頭皮にも強いダメージが加わる事で毛母細胞などの細胞が老化していくからに尽きます。
他にも病気と生活習慣の乱れのサインという事もあります。
病気のサインは東洋医学に基づいたものであるものの、体調不良が気がかりであるなら病院や医師への相談を推奨します。
頭頂部に白髪が増えた場合は胃に十二指腸、小腸および大腸、そして耳と鼻が、額やこめかみなら視神経かホルモンに異常が発生しているそうです。