キャッシュレス決済の種類について

キャッシュレス決済には、大きく分けて「スマートフォン決済」「クレジットカード」「デビットカード」「電子マネー決済」の4つの種類があります。

 

それぞれの種類によってメリットやデメリットがあります。

 

例えば、スマートフォン決済は手軽に使える反面、対応していない店舗もあるため利用範囲が限られます。また、クレジットカード決済はポイント還元がある反面、利用金額に応じた手数料が発生する場合があります。

 

それでは、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。

 

スマートフォン決済

スマートフォン決済は、専用アプリを利用して支払う方法で、スマートフォンにクレジットカードや銀行口座などの情報を登録しておく必要があります。

 

スマートフォン決済のメリットには、手数料が安い、現金の管理が不要になる、いつでもどこでも払い込みができる、各社のポイントが貯まる、多くのショップやサイトでクーポンを取得できる、セキュリティーの安全性が高いなどがあります。

 

一方、デメリットとしては、支払い方法に制約があることが挙げられます。

 

クレジットカード決済

クレジットカード決済は、クレジットカードでの支払いで、店舗にある専用端末にカードを差し込み、暗証番号を入力するか、出力された伝票にサインするような方法で行います。

 

クレジットカード決済のメリットには、手元に現金がなくても決済ができる手軽さと利便性、ポイント還元や優待サービス、付帯保険などがあります123.

 

一方、デメリットとしては、つい使いすぎてしまうこと、クレジットカード悪用の可能性、手数料の発生、キャッシングやリボ払い利用による金利、支払期限を過ぎると遅延損害金がかかる・カードが利用できなくなることが挙げられます。

 

デビットカード決済

デビットカード決済は、デビットカードでの支払いで、銀行口座から即時引落しされることが特徴です。

 

デビットカード決済のメリットには、使った金額がすぐに銀行口座から引き落とされるため、預金額以上にお金を使いすぎてしまう心配がないこと、アプリを使って金額を管理できるため、現金より無駄の削減につながる場合もあること、審査がないため、収入のない学生でも発行が可能であること、クレジットカードが使える場所ではほとんどの場合デビットカードも使えることがあります。

 

一方、デメリットとしては、銀行の預金残高以上の買い物には使用できないこと、キャッシング機能がないこと、ETCカードが作れないことが挙げられます。

 

電子マネー決済

電子マネー決済は、専用の機器にスマートフォン、もしくは専用のICカードをかざすだけで支払いできるものです。

 

電子マネー決済のメリットには、現金を持ち歩かなくても買い物ができること、スマートフォンやカードをかざすだけで決済が完了するため、手軽さと利便性があること、ポイント還元やキャッシュバックなどの特典があることがあります。

 

一方、デメリットとしては、加盟店舗数が少ないこと、高額決済には向かないこと、いったん入金すると払い戻しできないことが挙げられます。

 

以上がキャッシュレス決済の種類とそれぞれのメリット・デメリットです。