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歯のホワイトニング、白くなるのはどうして?

歯は組織の老化で自然に黄色っぽくなっていくものです。他には歯ができる過程で、母体であるお母さんの服用した薬が原因でも歯の本体が変色するケースがあります。歯の表面が着色されることも変色の原因で、タバコ・コーヒー・お茶・赤ワインなどを多く飲用することでも起こりえます。口呼吸などで歯が乾燥気味になることでも発生することがあり、このような場合は歯科医院に相談すると良いアドバイスがもらえると思います。

 

こういった黄色っぽく変色した場合、ホワイトニングを考えることも多いでしょう。歯科医で行なう歯のホワイトニングは2種類あり、神経が生きてい天然の歯を白くする方法と、虫歯などで歯の神経を取ってしまった、あるいは死んでしまった歯を白くする方法です。

 

歯の神経が死んでしまっている場合は、歯の内部に薬剤を注入することでホワイトニングが可能です。神経が生きている正常な歯のホワイトニングは、表面に薬剤を塗付して浸透させ、象牙質の色を白くする方法になります。

 

神経が生きている正常な歯のホワイトニングには、オフィスとホームがあり、これらは異なる薬剤を使って行ないます。オフィスホワイトニングは強い薬剤を1時間程度の短時間で施術し、象牙質を早めに白くしていきます。ホームホワイトニングは、弱い薬剤をマウスピースに塗付し、そのマウスピースを5時間程度セットしたままにして、段々と象牙質を白くしていく方法になります。

 

オフィスホワイトニングは早く白くすることができるメリットがある反面、色戻りが起こりやすく、色ムラが発生することがあります。ホームホワイトニングは、その効果が長続きしやすいことが特徴です。近年ではこれらの2つの良いところを取り入れるデュアルホワイトニングが増えつつあり、この方法はまずオフィスホワイトニングを行い、その上でマウスピースを使ったホームホワイトニングを実施するのです。

 

デュアルホワイトニングは各々の方法を行なうより確実に白くなり、採用されるケースが増加しています。この歯のホワイトニング方法のメカニズムは、薬剤によって歯質に溜まった色素が化学反応によって分解されるからで、オフィスホワイトニングはこの光による分解を積極的に利用して行なわれます。

 

他のホワイトニングには、表面を削って薄いセラミックを貼るラミネートベニア法や、表面にマニキュアを塗る方法もあり、さらには歯の全体をセラミックで被せるオールセラミッククラウンという方法もあります。歯を削ってしまうというリスクには十分気を付ける必要がありますが、セラミックはハンドメイドで細かい色調整ができたり、歯の色が元に戻ることもありません。