理想の”美乳”を手に入れたい

アクアフィリング豊胸の危険性について

シリコンバッグ挿入・脂肪注入・ヒアルロン酸注入などの1つで検討される方も多いと思います。

 

アクアフィリング豊胸はゼリー状の注入剤を注射で注入する豊胸方法です。

 

日本美容外科会は、様々な合併症の懸念から、豊胸目的でアクアフィリングを使用することは推奨しないと表明しています。

 

「アクアフィリング豊胸は危険」と聞いて、既にアクアフィリング豊胸をした方、これからアクアフィリング豊胸を考えている方はとても心配になるかもしれません。

 

これから、アクアフィリング豊胸の危険性と除去する方法、除去後の豊胸について見ていきましょう!

 

アクアフィリングは危険?

アクアフィリングというゼリー状の注入剤を用いた豊胸方法です。
98%が生理食塩水、2%がアクリルアミド系の化学物質から作られている生体重鎮剤です。

 

1990年代から豊胸剤として用いられるようになりました。
当初は成分の98%が生理食塩水、いわゆる体内における水分であり、体に馴染みやすく、さらに持続期間も3~5年と比較的長いと考えられていたことから、優れた豊胸方法と呼ばれていました。

 

しかし近年、合併症や安全性の観点からアクアフィリングの危険性が各国で懸念されています。

 

危険性① 吸収されない

アクアフィリングは一部化学物質で出来ており、体にとっては異物です。
完全に吸収されることは原則なく、体に残り続けます。
アクアフィリングは吸収されずに体に残り続けるため、生涯にわたって以下で説明するような危険性の心配をする必要があります。

 

危険性② しこりを形成する可能性がある

アクアフィリングはしこりが出来にくい豊胸と言われてきました。
しかし、少なからずアクアフィリング豊胸後にしこりを形成したことが報告されています。
しこりが形成されると、お胸の見た目がごつごつした印象になる、そして乳腺腫瘤との区別がつきにくい、などの問題が生じる可能性があります。

 

危険性③ 体内で移動する可能性がある

アクアフィリングは注入した箇所に留まらず、体内を移動して広がっていくことがあります。
アクアフィリングを使用した方の約8%で認められたとする報告もあります。
アクアフィリングは、お腹・背中・そして股間にまで移動した例が報告されています。
移動したアクアフィリングは閉塞症を引き起こしたり、感染の原因になったりする恐れがあり、注意が必要です。

 

危険性④ 感染を引き起こす可能性がある

アクアフィリングは異物であり感染を生じる場合があります。

 

感染が生じると、お胸の赤み・痛みなどが生じることがあります。抗菌薬加療や穿刺排液で治療できる場合もあれば、
手術で感染しているアクアフィリングを可及的に除去しなければならない場合もあります。

 

アクアフィリング豊胸後は、たとえ施術から年単位の期間が経過していても、授乳などをきっかけに手術が必要な程の感染を引き起こしてしまうこともあり、注意が必要です。

 

危険性⑤ 授乳できない可能性がある

アクアフィリングが乳管閉塞を引き起こす場合があります。

 

アクアフィリングは体内を移動することが知られています。
アクアフィリングによって母乳の通り道である乳管閉塞を引き起こすと授乳が困難になる可能性があります。

 

また、乳管内へ移行したアクアフィリングは母乳と一緒に分泌される恐れがあります。
発がん性も報告されており、安全性は確立されていません。
アクアフィリング豊胸後は基本的に授乳できないと考えておくほうが無難です。

 

危険性⑥ 発がん性の可能性がある

アクアフィリングの合成成分であるアクリルアミドは発がん性が疑われています。

 

動物実験ではアクリルアミドの発がん性を報告する文献もあります。

 

豊胸で使用するアクアフィリング自体の発がん性がはっきりしょうめいされているわけではありません。
しかし、安全性が証明されているわけではなく、注意が必要です。

 

アクアフィリングの除去方法

アクアフィリングは除去術を行うことで可能な限り体内から除去することが出来ます。

 

アクアフィリング除去法は主に、超音波で体表からアクアフィリングを確認し、脂肪吸引と同じような方法で5mm程度のお傷から直接アクアフィリングを吸引していきます。

 

お胸に切開をしてアクアフィリングを圧出する方法もあります。しかし圧出する方法はアクアフィリングの留置部位から体表までトンネルが出来てしまい、お胸の変形を引き起こす可能性があるためおすすめしません。
アクアフィリングが感染を引き起こしている場合はお胸を数センチ切開し、用手的にアクアフィリングを書き出す方法で除去を行うこともあります。

 

いずれにしても移動しているアクアフィリングを含め、体内のアクアフィリングを完全に除去することは難しいです。
アクアフィリング除去術の目標は可能な限り多くのアクアフィリングを除去することです。

 

アクアフィリングの除去後の豊胸

アクアフィリング除去法も別の方法で豊胸を行うことができます。

 

アクアフィリング除去後は、脂肪注入豊胸、シリコンバッグ豊胸、シリコンバッグ豊胸、そしてハイブリッド豊胸などが施工可能です。

 

アクアフィリング除去後の脂肪注入豊胸は注入できる脂肪の量が通常より少なくなります。

 

なぜなら、アクアフィリングが注入されていた部位への脂肪注入は原則行わないからです。

 

シリコンバッグ豊胸は通常と同じように施行することが出来ます。