感染症が起こる条件
脂肪注入豊胸による失敗といえば「しこり」ですが、感染症も未だ無くならない不安要素の1つ
そんな感染症のリスクが最も高い豊胸法と言えば、採取した脂肪から茶こしで麻酔液や血液を生理食塩水で洗浄する、従来の脂肪注入豊胸です。
原始的で老化細胞や死活細胞が残ったままになるうえ、加工時に脂肪が空気に触れるため、空気中のバイ菌(細菌やホコリ)が脂肪に付着する確率が高くなります。
すると、バスト内にもバイ菌が入ってしまい、アレルギーや拒否反応を引き起こすことに。
高熱や痛み、皮膚の赤みといった感染症へと進行するため、バイ菌の混入は医学用語でコンタミネーションと呼ばれ、現代では危険視されるようになりました。
古くからの名残で先述のような豊胸法を行うクリニックは未だに存在しますが、狩猟はコンデンスリッチ豊胸に代表される
『良質な脂肪で、空気に触れさせないまま注入できる』安全な方法に推移しています。
コンデンスリッチ豊胸でも感染症が起こる?
安全のはずの「コンデンスリッチ豊胸」でも感染症が起こるケースがあります。
これは予備知識を持たない患者さんでは見破れないカラクリが原因なことも・・・。
それは、通常あってはならないことですが、「コンデンスリッチ豊胸」と謳いながらも実は、正規のコンデンス加工を行ってはいない、または加工していない脂肪も半量ほど混ぜて注入する悪質なクリニックの場合・・・
コンデンスリッチファット(CRF)は手間がかかるため、なんとか人件費を削減させたい一部のクリニックが「独自の加工方法でCRFに濃縮しております」と説明して、ごまかすことがあるのです。
これはCRF協会へ被害報告が相次いでいることから、厳重注意の呼びかけも行われていること。
また、純度100%のCRFであっても1箇所にまとめて注入したり、片胸400cc以上など過度な脂肪量で注入する場合は感染症のリスクがUP。
脂肪に十分な酸素が行き渡らないことで脂肪が壊死し、壊死した組織に菌が増殖することがあるのです。
この注入法により多くの方はしこりになりますが、免疫力のない方は感染症になってしまいます。
そういう点でも、少量ずつまんべんなく注入することは非常に重要な意味を持っていると言えるでしょう。
「医師免許を持っている先生だから大丈夫」と信用しすぎず、
術前のカウンセリングではリスクチェックをしっかり行いましょう!!