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赤ら顔に効果的な成分

赤ら顔は、両方の頬が真っ赤に染まることから「りんごほっぺ」とも呼ばれる毛細血管拡張症やクモ状血管腫が原因の症状であり、体質によっては鼻の周りや鼻の下の細い血管がクッキリと浮き出て見えることがあります。

 

原因は、更年期や妊娠などのホルモン変化だけでなく肝臓病やアレルギー疾患など多岐にわたり、生まれつきの先天性毛細血管拡張症が原因で患うこともある症状です。

 

また、30代〜60代は毛細血管拡張症だけでなく紅斑や膿疱及び丘疹などの症状を伴うことが多く、ステロイド外用薬の長期使用が原因で酒さ様皮膚炎の症状を発症することがあります。

 

赤ら顔は、炎症を発症している色素沈着がない場合は赤アザ用のレーザー照射による治療が効果的ですが、根本的にホルモンバランスの乱れやアレルギー及び疾患を改善する治療が必要なので広域スペクトル性のテトラサイクリン系抗生物質ミノサイクリンやニトロイミダゾール系抗生物質メトロニダゾールが効果的です。

 

赤ら顔に効果的な成分は、話題の美容成分ビタミンC誘導体やメナキノン類に分類されるビタミンK2が挙げられ、ナイアシンやコーラーゲンも有効です。

 

ビタミンC誘導体は、ビタミンCの肌への浸透を促進する美容成分であり、浸透したビタミンCは強い抗酸化力で肌組織内の炎症を緩和改善する効果があります。

 

ビタミンC誘導体は、ビタミンC誘導体と表記していない化粧品も比較的多く、リン酸パルミチン酸アスコルビル3ナトリウムやリン酸アスコルピン酸ナトリウムと表記されている美容成分です。

 

コラーゲンは、血管の外膜や中膜を構成する主要構成物質なので毛細血管の血流もサポートしてくれます。