小じわの原因

年齢が高くなると目元や口元などお顔の各所に現れる小じわ。見た目年齢を著しく老け込ませてしまう厄介な存在です。

 

加齢現象の代表格と言っても過言ではない小じわが生じてしまうのは表皮が影響しているのですが、表皮の中でも角質層による影響は取り分けて大きく、小じわが生じている表皮は共通して角質層が本来よりも機能が落ちてしまっています。

 

角質層の機能が低下してしまうのは乾燥と紫外線、加齢といった主に3つの原因が影響しており特に深く関与しているのが乾燥です。

 

人の表皮は潤いを失い乾燥状態になると、表皮の表面上が萎縮するためキメが本来よりも荒くなってしまい、その結果細かく浅い小じわが数多く生じてしまいます。

 

また、太陽から降り注ぐ紫外線は肌に生じる老化現象のあらゆる原因の引き金になり、小じわはもちろんちりめんジワも対象です。

 

夏場の焼けるような強い日差しはもちろんですが春や秋、曇り空といった一見すると決して太陽光が強くない日でも紫外線は降り注いでいるので、紫外線対策をせずに吸収し続けてしまうと、活性酸素が生じてお肌の老化が進行してしまい、水分をキープする機能が低下するため小じわが生じます。

 

 

このように外部からの刺激によって実年齢よりも老けた肌環境になってしまう事は当然の事ですが、根本的に加齢が原因である場合もあり、特に年齢を重ねていくと表皮の生まれ変わりの周期に遅れが生じてしまうようになるため、正しく新陳代謝が行われなくなってしまい例に漏れず水分のキープ機能が低下し小じわに繋がります。

 

シワは肌の乾燥と密接な関係があるので、シワができやすい場所は必然的に皮膚が薄い部分や乾燥が引き起こされやすい箇所という事になります。

 

そのため、たとえ夏場でも乾燥しやすく粉も吹く目元や口周りなどは小じわが目立ちやすい上に、他者からの視線を浴びやすい部位という事も相まって、ますます見た目年齢が高く見られやすいです。