むくみ対策でお酒控えるのは有効?
むくみに悩んでいる人がとる対策の一つに「塩分を控える」というのがある。
では、本当に塩分を控えることはむくみ対策に有効なのでしょうか?
よく飲み会でお酒をたくさん飲んだ翌日に、顔がパンパンになって、飲み過ぎはやめようと決意する人がいます。
お酒をたくさん飲んだからむくんだと結論づけていますが、実はアルコールでむくむというのはウソなんです。
お酒(アルコール)には利尿作用があるから、むしろ体内の水分は減ってるはず。
では、なぜお酒をたくさん飲んだ翌日にむくむのかというと、お酒と同時に塩分たっぷりの料理をたくさん食べているからです。
さらにお酒を飲んですぐ寝ると、「抗利尿ホルモン」が出て、本来排出されるべきお酒の水分が体の中に溜め込まれる現象がおきます。
お酒が好きな方はお酒を我慢してもストレスがたまるばかりで、必ずしもむくみ解消には役立ちません。
むくみの解消には塩分の摂りすぎに注意するほか、血液の循環をアップさせることが大事です。
たとえばふくらはぎを鍛えて筋力をアップさせるとか。即効性を求めるならお風呂に使って体を温めることも有効です。