葉酸は過剰摂取するとどうなる?

葉酸は赤血球を作ることを促す効果で知られているため、妊婦や貧血気味という方は摂取している方が多いです。

 

こちらはほうれん草やキャベツなどの野菜から取り入れることもできますが、手軽に摂取できるサプリメントも人気となっています。

 

ただ、他の栄養素などでも過剰摂取することでの健康障害が起こってしまう可能性もあるため、葉酸を摂取しすぎた場合はどうなるのかを把握しておくと良いでしょう。

 

摂取しすぎてしまうことでの症状としては、発熱や蕁麻疹を引き起こしてしまったという報告あります。他にも、神経障害や味覚障害、亜鉛の吸収率の低下なども挙げられるようです。

 

特に、妊娠中という方であれば、生まれてくる赤ちゃんが喘息になってしまうリスクが高まるとされています。日本ではなく、オーストラリアでの検査データではありますが、妊娠後期に過剰摂取してしまった場合に、赤ちゃんの喘息率が25パーセントも増えたという報告もあります。

 

そのため、妊娠後期の30週以降に関しては摂取を守らなければなりません。

 

では、摂取しすぎてしまわないようにするためにはどうすれば良いのでしょうか?

 

普段から食事から取り入れている方であれば、そこまで心配する必要はありません。

 

理由としては、葉酸は水に溶けやすく、熱で壊れやすい栄養素であるためとなります。また、栄養として吸収される率に関しては半分もしくは半分以下しか吸収されないためです。

 

そのため、食事から取り入れている方であれば、ほとんど心配する必要性はないようです。

 

言葉をかえると、食事からは取り入れられる葉酸は少なく、より多くを吸収したいという場合はサプリメントの使用をおすすめされています。

 

ただ、サプリメントを使用する場合は吸収率が高く、食事からは半分程度しか吸収されないことに対し、サプリメントを使用することによってほとんど吸収してしまうのです。
そのため、サプリメントを使用する場合は注意する必要がありますが、記載されている分量をしっかりと守って使用すれば、そこまで副作用を恐れる心配もありません。

 

葉酸のサプリメントで気を付けなければならない点としてですが、過剰摂取以外にも注意しなければならないことがあります。

 

注意しなければならない点としては、含まれている添加物となります。こちらは特に妊娠している方ですが、添加物によっては赤ちゃんに悪影響を与えてしまう可能性があるため、こちらもチェックするようにしたほうが良いでしょう。