カビや汚れの危険性

エアコン内部はカビが繁殖しやすい環境。
湿度が高く、日に当たらない、稼働していないタイミングは換気ができない、という点でカビの温床になりやすいです。

またエアコンの内部は普段目にしない箇所であることから、黒カビの発生に気づかずにそのまま使用している方も少なくありません。

黒カビを放置したままエアコンを使用していると、部屋中にカビ胞子をまき散らすことになります。
今回はそんな黒カビを放置したエアコンの使用による影響をご紹介します。

体調の変化

喉の痛み、鼻詰まり、鼻がムズムズする、咳が出るなどエアコンから出る空気による影響があります。

そこから風邪の症状が悪化してしまうと、治りにくい夏風邪にも発展するため、体調の変化を感じたらまずはエアコンの停止をして体調の様子を見てください。

アレルギー反応

空気中に浮遊したカビ胞子を吸い込むと、人によってはアレルギー反応を起こす場合があります。

症状としてはアトピー性皮膚炎や蕁麻疹、鼻炎や喘息、結膜炎を引き起こす可能性があります。

特に肺に疾患をお持ちの方や抵抗力が落ちている方、ステロイド剤を使用している方は注意したいため、稼働する前のクリーニングは定期的に行う必要があります。

火事の発生も…！

こちらの危険性は相当な年数をかけたエアコンであれば可能性は0ではありません。

モーター内部や基盤に侵入したことでトラッキング現象。火事が発生する可能性はあります。

一般的にこの現象はホコリが原因で起こるものですが、洗浄液や殺虫スプレーが原因で発火・発煙する可能性もあります。

火事になる原因は経年劣化の可能性もありますが、定期的なクリーニングで未然に防ぐことも可能なので、稼働する前のクリーニングをオススメします。

まとめ

定期的なクリーニングと、内部の清掃はプロ依頼がオススメです。

最近では市販でエアコン内部の洗浄剤も見られるようになりましたが、個人で精密機械のクリーニングをするのは危険が伴います。
故障もしくは火事の原因になりますので、エアコンクリーニングのプロにお願いしましょう。

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