青汁と納豆は無敵の組み合わせ?
青汁の原料となるのは、大麦若葉やケール、明日葉といった緑黄色野菜です。
ケール等は野菜の王様と呼ばれることもあるように栄養価が高く、様々な栄養素を豊富に含んでいます。
そのため青汁にはビタミンやミネラル、食物繊維など健康や美容に役立つ栄養素が豊富に含まれています。
ビタミンB群などは皮膚の代謝を助けてくれます。
ビタミンAやビタミンC、ビタミンE等は、老化の原因となる酸化を防ぐ働きがあります。
食物繊維も腸内環境のバランスを良くしてくれる栄養素になります。
そのため手軽に栄養補給ができるドリンクとして多くの人に利用されていますし、野菜不足も補うことができます。
普段の生活で外食する機会が多いなど栄養バランスが偏った食生活を送っている人にも最適です。
また、納豆も健康食材として知られており、昔から日本の伝統的な食材として親しまれてきました。
毎朝、欠かさず納豆を食べるという人もいるのではないでしょうか。
納豆にもビタミンB2や食物繊維といった栄養素が豊富に含まれていますし、ナットウキナーゼという酵素も含まれています。
ナットウキナーゼは血栓予防に良いとされる物質です。
血液の流れがスムーズになることで、健康の維持にもつながります。
このようにどちらも健康に良い栄養素が豊富に含まれていますが、青汁にはない栄養素として挙げられるのがタンパク質です。
タンパク質は筋肉を作り出す元になる栄養素で、炭水化物や脂質と並んで三大栄養素の一つに数えられています。
筋肉だけではなく、肌や髪の毛を作る元になる栄養素でもあります。
タンパク質が不足すると、筋力が衰えたり肌の艶が失われてしまったりします。
タンパク質には保温作用もあると言われているので、不足すると体が冷えやすくもなります。
そのタンパク質を補えるのが納豆です。
納豆は畑の肉と呼ばれることもあるように、良質なタンパク質や脂質が含まれています。
青汁には無いタンパク質を補うことができるので、無敵の組み合わせといえるでしょう。
また、不飽和脂肪酸やリノール酸といった成分も含まれています。
不飽和脂肪酸やリノール酸にはコレステロールを低下させてくれる働きがあります。
青汁にも含まれている食物繊維にも余分なコレステロールを吸着する働きがあるので、コレステロールを体の外に排出するのにも非常に役立ちます。