青汁、どんな効果がある?
青汁を毎日飲むことは、多くの栄養を補給できるので、さまざまな効果・効能が期待できます。
一番の効果・効能は偏った食事で不足している栄養を補い健康を維持できることです。
「健康日本21(第二次)」では、生活習慣病などを予防し、健康な生活を維持するための目標値の一つに「野菜類を1日350g以上食べましょう」と掲げられています。
しかしその実、実際は目標値より30%も少ない量しか摂取できていませんでした。(平成29年調べ)
野菜には皮膚や血液などの材料となったり、エネルギーの生成を促進したり、ビタミンを始めとして、食物繊維、カルシウムなどの栄養素が含まれています。
体を作るために欠かせない栄養素です。
もし不足すれば、不調を引き起こす要因となります。
たとえば、食事で野菜を最初に摂ることで糖の吸収が抑えられます。
同じような効果が、青汁を飲むことで得ることができます。
他にも、食物繊維は腸内環境を整える力を持っています。
食物繊維には水に溶ける水溶性と水を吸収して膨らむ不溶性があります。
水溶性の食物繊維を摂れば硬い便は水分を含んで柔らかくなりますし善玉菌の餌にもなります。
不溶性の食物繊維は水で吸収して膨らみ便を大きくし腸の蠕動運動を促します。
どちらを摂っても腸から便を排出しやすくなり、悪玉菌から出てきたものや体の細胞でつくられた老廃物など有毒な物質を排出できます。
このようにして腸内環境が整い有毒な物質が取り除かれたならば、自律神経のバランスが乱れることはなくなり免疫力もよくなっていきます。
これにより、より健康的な生活が期待できます。
また、青汁に含まれるビタミンCやβカロテンはエイジングケアにもよく、美容を気にする方にもおすすめしたい飲み物です。
それから、睡眠で悩んでいる方にもおすすめです。
仕事で忙しかったり、パソコンやスマートフォンの画面を見ているために夜遅くまで起きている人たちは、睡眠の質が落ちて疲れの取れない日々を送っています。
そんなときにケールなどが含まれている青汁ならば、睡眠を促す「メラトニン」という成分があるので、寝付きが良くなったり睡眠の質のサポートに役立ちます。